日本はTTPの参加表明はしたが、
参加は必要なのか??
米国の狙いは何か??
農業
36万tものカリフォルニア米を日本は輸入している。
WTOの決め事で、日本はコメに高関税をかけるかわりに、毎年、77万tの「ミニマ
ム・アクセス米」を輸入し、半分近くを、アメリカ米が占めている。
米国にとって農業は左程うまみはない。
関税の撤廃で日本の輸出が伸びる
オバマ政権が中間選挙に負け、金融政策でドル安を維持するしか景気刺激策はな
くなった。これからもドル安円高誘導政策は続く。自動車 2・5%、テレビ 5%を
10年でなくす。対米輸出を増やすことは難しいだろう。
米国にとって 2.5% ~ 5% ドル安に誘導は可能
金融
金融を含むサービス輸出と投資促進によって景気浮揚と雇用増加を達成する
ために郵政の簡保は市場を開放、投資の対象として医療は民営化を
要求し、政府事業へのアメリカ企業の投資が容易になり、これらの分野でト
ラブルを処理するアメリカ人弁護士の活動が予想される。
この分野が狙い。
結局 ドル安、誘導安い物が日本に入るとなると 更なる デフレ になることは分
かる。
更なる デフレ は日本経済にとって大打撃だ。 物の値段が下がる、安い輸入品
を消費者は選ぶだろう。
「不動産価格の下落は免れない」
現時点でも日本の不動産は割高だ。
日本の地下総額 (GDP約500兆円) バブル期 2100兆円 今 約1300兆円
アメリカの地価総額(GDP約1500兆円) サブプライム時 約950兆円
GDP と 地下総額 のバランスは、ヨーロッパ、アメリカを見てもほぼ同額。
日本の面積はカリフォルニア程度。 日本の土地でアメリカ全土買ってもまだお釣り
がくる。
これから、日本の人口は減少する事は分かっている。
割高、 需要減少 更なるデフレ になり 不動産価格下落は避けられない。
日本経済にとっては大打撃だ。
さてどうするのか。。。。。。
先月フィリピンへ行ってきました。
2010年任期満了でアロヨ政権(父も大統領)から
アキノ政権と変わり国民も変化を期待していた。
前アロヨ大統領は 汚職、拷問、贈収賄、詐欺
など多くの疑惑が付きまとい2010年6月任期満了後
も権力を維持するため憲法改正を試みる。
(先月11月18日 選挙法違反で逮捕。)
ちなみにアロヨの前の大統領エストラーダも
逮捕され終身刑、その後釈放。
このような政治腐敗の下、国民は現アキノ大統領
に大きな期待を寄せている。(父も大統領)
今回は営業でいったというよりも市場調査。
どのバイヤーにも 円高 で 日本からは
買えないのが本音だから。 表敬訪問です。
今はアメリカが、東南アジア、中国、中東
でドル安を利用して日本のマーケット奪って
いるのが現状です。 アメリカ、 ヨーロッパ
の方が安いならそっちから買うのが普通でしょう。
ドル安は意図的しょう。
血が流れない 通貨戦争 ですね。
ちなみに フィリピンは、 第二次世界大戦後
1950年代は、 東洋の真珠 と言われ
て、通貨は日本のJPY. よりも信用をえていました。
そういえば、祖父はフィリピンバナナは高級で昔は食べれなかった
とか言ってたなぁ。
1958年の為替レート
PHP 1ペソ 約180円
US $ 1ドル 2ペソ
2011 12月17日
PHP 1ペソ 約 1.77円
日本の政治不信もこのまま続けば人事ではない。
私が学生の頃は日本の借金は 650兆円程度
であった。 気がつけば 1000兆円。
これは国民から募ったお金であるから国としては
まだ傷は浅い。 しかし国民はどうでしょうか??
預けた 100万の価値は償還する際 100万の価値
とは限らない。 国が滅ぶ時代に私は絶対に 個人向け
国債は買わないですね。
インフレが起これば お金の価値は下がります。
今の100万が 5年後同じ価値の100万
など誰もわかりませんよね。
Author:こてつ
ども こてつ です。大阪で貿易業営んでおります。